タイヤ脱落事故を考える

今日、東名高速で外れたタイヤが中央分離帯をこえて、対向車線のバスにぶつかりバスの運転手が亡くなるという事故がありました。
普段大型トラックを整備するオレにとって衝撃でした。
今日もタイヤ交換作業してましたしね。
大型自動車(高床)のタイヤ約30圈▲曠ぁ璽詭鵤僑悪圓之廝坑悪圈
コレが高速走行中のトラックから外れて、転がるって・・・。

ちょこっと前にタイヤ脱落がメディアに取り上げてから、『ホイールナットは正規のトルクで』って御触書がきたのですが、あれはねぇ・・・
ハブ新品、クリップボルト&ホイールナット新品、ホイール新品ならあれでいいんですが、当然使っていれば全てにおいて磨耗するわけですよ。
それらを新車時と同じトルクだと、ハッキリいって緩みます。
ハブ&ホイール、ホイールナットの磨耗は目で確認できますが、ボルトは極端なやせでもないと判断するのは難しいです。
多分、あの御触書は現場を知らん人が作ったものだなと。
実際タイヤショップ、認証以上の整備工場は対策に苦労しています。

あの、事故がどういう経緯で起きたかは(トラックの運転手の日常点検の怠慢もあるし)まだ分かりませんが、二度とこういうことが起きないことを願うと同時に絶対起こしてはいけないなと思いました。

ただただ、バスの運転手さんのご冥福と怪我をされた乗客の皆さんの快方を祈ります。

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Bye Bye!!